模試・過去問との付き合い方

模試の点数に一喜一憂しすぎない

模試の結果が返ってくると、偏差値や判定に目が行きがちですが、模試の本当の価値は**「今の自分の弱点がどこにあるかを知れること」**にあります。1回の模試の結果だけで実力が決まるわけではないので、良くても悪くても、それ自体に一喜一憂しすぎる必要はありません。大切なのは、その後の復習です。

模試の復習でやるべき3つのこと

1. 間違えた問題を「原因別」に仕分ける

すべての間違いを同じように扱わず、原因ごとに分類しましょう。

  • 知識不足: そもそもその公式・単語・句法を知らなかった
  • 理解不足: 知識はあったが、使い方や当てはめ方を間違えた
  • ケアレスミス: わかっていたのに計算ミス・読み間違いをした
  • 時間不足: わかっていたが、時間内に解ききれなかった

原因が違えば対策も違います。知識不足・理解不足の問題は、該当単元のページに戻って復習する。ケアレスミスは、自分がどんな時にミスしやすいかのパターンを記録しておく。時間不足は、時間配分の練習をする、というように分けて対策しましょう。

2. 「解けたけど自信がなかった問題」も見直す

正解した問題でも、「なんとなく」「勘で」解いた問題は要注意です。たまたま合っていただけで、理解が浅い可能性があります。自信を持って解けなかった問題は、正解・不正解にかかわらず復習の対象にしましょう。

3. 期間をあけてもう一度解き直す

模試の復習をしたら、それで終わりにせず、1〜2週間後にもう一度同じ問題を解き直してみましょう。今度は自力ですらすら解けるようになっていれば、その単元は定着した証拠です。まだ詰まるようなら、その単元はまだ弱点として残っているということです。

過去問の使い方

過去問は「本番の形式に慣れるための演習」と「自分の実力を測るテスト」という2つの使い方があります。この2つを混同しないことが大切です。

  • 形式に慣れる目的の場合: わからない問題があれば、その場で解説を読んだり、該当単元のページに戻って確認したりして構いません。
  • 実力を測る目的の場合: 本番同様に時間を計り、わからなくてもすぐに答えを見ずに、最後まで自力で取り組みましょう。その上で採点し、上記の「原因別の仕分け」で復習します。

どちらの目的で解いているのかを自分の中で決めてから取り組むと、過去問演習の効果がはっきりします。